診断に用いる心臓のエコー画像(基本断面)を取得するロボット"Orizuru"
心疾患は日本人の死因第2位を占めています。早期治療により生存率が大幅に向上するため、早期発見が重要です。しかし、地方部において、心エコー検査施設・検査技師の不足や心臓病による死亡率の地域・県内格差などの課題があることから、心疾患の早期発見が困難となっています。
そこで早稲田大学岩田研究室では、心疾患の早期発見を目標として心エコー検査ロボットOrizuruを開発しています。Orizuruは、心疾患の診断に用いる心臓のエコー画像を取得することが可能なロボットです。地域病院などに設置されたOrizuruの心エコー検査により、あなたの心臓が100年動くためのセルフチェックができる時代を実現します。